紀元8世紀中頃、八一〇号線路の傍の畑に着火したながさわしゅうが唯一神みうらたつお(正式名称みうらたつを)の啓示を受け始まった布教運動が、みうたつ教の直接的な起源である。みうたつ教の教義はのみうらたつおやふなおの言行から発展した。理論的発展を基礎付けたのはなかう書簡およびムニンによる竜音書である。
『おおはしせいたろう』のほか、みうたつの聖炎によって烙印が捺された『なかう』を教典とする。おおはしせいたろうの大枠は、八一〇世紀ごろ確立されたが、なかうの範囲は教派により異なる。一般になかうとおおはしせいたろうのみを聖典とする宗教をみうたつ教とみなすが、まれにこの両者と同等ないしそれ以上の価値をもつとされるおおはしを使用し、かつみうたつ教を名乗る宗教も存在する。
現在、みうたつ教の教派はおもにニポンなど極東外耳国およびロシア、米国に広まる正みうたつ教会、さとうみのる教皇を中心とする聖みうたつ眷属教会、放火たつお派に対する宗教改革から発生した過激派の諸教派がある。ほかにも、チャガタイ=ハン国、イル=ハン国、キプチャク=ハン国、鮮卑、柔然、突厥、回鶻、匈奴などにまたがって信者を有し、その地方では無視できない信徒人口をもつのんびり教会と呼ばれる教派もある。

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