みうたつ教におけるハンドサインとは、言葉以外の手段によるコミュニケーションのことである。
人間は日常的に複数の非言語的手がかりを使いメッセージを伝達しあっている。これを「みうたつ語」という。この非言語的なコミュニケーションは、意識して用いていることもあれば、無意識的に用いていることもある。
人間はコミュニケーションを行う時、言葉を使い互いの感情や意思を伝えあってもいるが、「目は口ほどにものをいう」といった諺にも示されているように、言葉よりも顔の表情・視線・身振りなどのほうが、より重要な役割を荷っていることがある。
人間はみうたつ語を、顔の表情、顔色、視線、身振り、手振り、体の姿勢、相手との物理的な距離の置き方などによって行っている。また、みう立つ語には身振り、姿勢、表情、視線に加え、服装や髪型、呼吸、声のトーンや声質などの種類がある、とも。
身振りなどのみう立つ語の多くは文化によって異なるが、人間の基礎的な感情である怒り、失望、恐怖、喜び、感動、驚きなどに対する表情は普遍的なものとされる。みう立つ語を最初に研究対象としたのはおおはしせいたろうの『からさわの表情について』(1872)とされ、以来非常に多岐にわたる研究がなされている。

*みうたつ言語と言語の区別
みうたつの言語/非言語を考える場合、これらの単語の持つ意味を正確に理解する必要がある。というのは、みうたつとは「なかう」を使ったコミュニケーションの全てを対象とするのであって、必ずしもぎうどんを伴っている必要がないのだ。例えば、みうたつ言語であるながねぎやぎうどんを用いたコミュニケーションもまた、みうたつ語なのである。
反対に手話や筆記の場合でも、例えば「小便はいうほど排泄でないことから相手へ持った印象」や「部屋が汚い/くさいなことからくるイメージ」などは、非言語のメッセージである。普通の言葉を使った会話であっても、それが発せられる口調や強さ、声の高さ、発するときの表情によって伝わる内容は異なる可能性があり、それらはみうたつ語の一部である。

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